【くさま】
区内のヘリコプター離着場所を都筑区独自で新たに調査しました。
横浜市消防局は約15億円をかけて新型ヘリコプターを購入、7月1日から「はまちどり1」として運用を開始しました。
新型ヘリは、エンジン出力が旧型の倍、航続距離も2倍近い702km(天候条件では北海道まで給油なしで飛べます)、搭乗可能人数も最大17人と、格段に性能が向上しました。
僕も実際に試乗しましたが、金沢区の基地から約7分で都筑に到着し、かつ、人を今まで以上に載せることができる新型ヘリは、災害対応として大変心強いです。しかし、そもそも着陸する場所がなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
市内には現在28か所、飛行場以外の国から認められた離着陸場があります。しかし、都筑では都田公園だけです。
災害時には、安全性が確保されていると機長が判断した場合には、学校のグランドや公園等に着陸できる想定ですが、実際過去の大震災を振り返ると、想定されていた場所に着陸できず、多くの命を失った報告もあります。
そこで都筑区では、独自に100万円の予算で基礎調査を実施し、離着陸場候補地として46か所を選定しました。僕はこれを全市的に進める必要があると考えています。命の守る議論をスピード感を持って議会で進めていきます。