【くさま】
12月15日、走行時に排出ガス・二酸化炭素を一切排出せずに、水素を燃料として動く究極のエコカー、燃料電池車(FCV)が世界で初めて日本で発売されました。充填時間3分で約650キロ走るFCVは、日本が世界に誇る技術の結晶と言えます。
僕は水素エネルギーがまだ全く注目されていない2年前から、自民党本部水素エネルギー研究会の市町村議員代表として、国会議員や省庁、自治体、技術者や企業の皆さんたちと議論を重ね、水素社会実現に向けて取り組んできました。
福島の原発事故以降、脱原発を掲げる政党や政治家が増える中、口だけの脱原発というのが嫌だったので、外国に依存せず国内で製造できる水素エネルギーに着目し、国や自治体の政策に反映させるため議会内外で奔走してきました。
結果、国で閣議決定されたエネルギー戦略にも水素が初めて大きく扱われ、横浜市の中期計画にも目標値が盛り込まれました。東京オリンピックまでには、世界で初めての水素発電所が稼働し、市営バスやトラックにも燃料電池車が使用され、大型ビルやマンションも水素エネルギーで稼働するなど、水素社会を広げていきたいと思います。
地球の環境悪化が深刻になる中で、横浜の街を究極的に低炭素化することで、本当の意味での環境未来都市を目指していきたいと本気で考えています。