2011年11月

「ごあいさつ」

小学3年生でバブルが崩壊し、
経済成長を知らない世代として育ちました。

「次の世代にツケを残さない」という政治家の言葉を20年間ずっと聞いてきましたが
いよいよ社会に出たときには、
地球温暖化、少子高齢社会、900兆円の借金という目に見える不安とともに、失業者数は300万人を超え、毎年3万人の方々が自ら命を絶っています。
国際的にも、GDPが中国に抜かれたばかりか、北海道と目と鼻の先の北方領土にはロシアの飛行場が建設され、尖閣諸島は領土問題化されました。

ツケが回ってきました。

僕らは本当に食っていけるのか、家族を幸せにしていけるのか、
僕らの世代の問題意識は、もはやそこまできていると思います。政治と金の問題は解決して当たり前。
議員年金なんていらないですから

早く、ぼくらの街を、未来の日本を守る議論を始めなければいけません。
もはや、政治と政策の停滞は一刻も許すことができません。
この国の平和がいつまでも続き、
いつまでも笑って豊かに暮らせる日本を守っていくためにも
僕らの世代が諦めたらいけません。以上の問題意識から
僕は2つの決意をしました。

1つは議会を変えること、

もう1つは自民党を変えることです。

この国難の時代において、国会議員は防衛・年金・社会保障など国の仕事に集中しなければなりません。
地域のことは地域で決める、地方分権を徹底していくためには、その受け皿である地方政府の権限強化と機能強化が必須です。
特に地方議会は、日本最大の市議会である横浜市会も含め、本来の機能である立法機能とチェック機能を長い間果たしてきたとは言えませんでした。
なんと2009年は、日本全体の96%の議会で議員立法が1本も制定されませんでした。
地域の課題を政治の表舞台で、住民にわかるかたちで立法で解決していくことを怠ったら議会の存在意義はありません。

僕は学生時代に芽生えたその問題意識を解決するため、早稲田大学マニフェスト研究所で議会改革と議員立法のお手伝いを仕事としてきました。
岩手県の60歳を超える議員さんが、初めて議員立法を制定させた議会の帰りに「初めて議員らしい仕事をした」と涙した光景は、私の原点でもあります。
議会を立法府に変えていく、これが私の決意の1つです。

もう1つは自民党を変えることです。
民主党を批判する前に、まだまだ僕ら自民党が変わらなければなりません。
政権交代に大きな期待をした後の民主党政権は皆さんが知るところです。
このままでは日本が危ないと本気で思いますが
その前に、自民党が政策本位の政党に生まれ変わらなければなりません。

今や自民党の衆議院議員の約半数は世襲議員であり、また、議員立法をしていない今の地方議会のほとんどで自民党系議員が多数を占めています。
民主主義は脆いものです。
今の経済・社会情勢ではヒットラーがこの日本でいつ生まれるかわかりません。特に戦争経験者がいなくなる僕の世代は、戦争へのトリッガーを引いてしまう世代になってしまうかもしれない危機感があります。
現にこの国の現在の民主主義でも、突然いなくなってしまった横浜市長を生み、将来の見通しがつかないのに減税だけ主張する名古屋市長を生みました。
悲劇を繰り返さないためにも、「多事総論」を担保できる政党は必ず必要です。
ただ、その政党の機能が果たされていなければ意味がありません。

僕は2000年続いたこの日本が大好きですし、この国の美しさ、絆を守っていくためにも自民党の果たす役割は大きいと本気で思っています。
だからこそ、自民党は自分たちの考え方や政策実現力に誇りを持ち、政策を前面に出していく政党にならなけれなばりません。

全国の議会を見てきた経験からいって、無所属では議会制民主主義の中では政策を実現することが非常に難しく、結局のところ、自民党が変わらなければ国も地方も政治は変わりません。
そのためにも、多数の自民党から、世襲をやめて、非公開の場での利益誘導をやめて、政策力で訴える必要があります。政策で競い合う「善政競争」を全国で行っていかなければなりません。

僕はまったんの立場ですが、まったんから自民を変える。この都筑から変えていく決意をしました。
1人の力は小さいですが、諦めては何も変わりません。
そして僕らの世代が諦めたら本当に未来は何も変わりません。

まったんから、まず僕自身から、自民党から変えます。

自由民主党神奈川県第19選挙区支部支部長
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