「熱中症搬送者総数、1日の救急件数ともに800超えの非常事態。」
災害レベルの暑さが続いていまして、今日もあさイチで国連開発計画の皆さんと意見交換させていただきましたが、気候変動対策待ったなしです。
横浜でも、熱中症により救急搬送された方々が800名を超え、また、1日の救急車の出動件数も800回を超え、史上最多になりました。
熱中症患者数は昨年の倍以上ですので、これからも暑さが続くと、とんでもない数字になりそうです。皆さんくれぐれもお気を付けください。できる対策をすべて行うことが重要です。
また、救急車の出動件数が1日に800回を超えるというのは、本当にすごい状態で、横浜市内73隊の救急隊がほぼフルに1日中動いている状態です。
今年度4隊増えて、合計77隊になり、国が定める充足数に達成する予定ですが、全然足りない状況です。
「救急車が足りないなら買えばいいじゃないか!」とよく言われます。
救急車を1台増やすことは、救急車そのものもそうですが、その中で働く救命士などの人員を1台につき約10人確保しなければなりません。
常に3人体制で24時間動きますので、お休みなどの労務関係や記録処理などの業務も入れると、ただ単に車だけ増やすだけではなく、人を入れなければならないということはご理解いただけると思います。
僕1人、議員1人削減しても、残念ながら救急車は1台も増やすことができません。
人口が減り、税収は減るのに救急車はもっと必要になる。
大雨だけなく、熱中症だけとっても、気候変動がどれだけ大きな財政的なリスクになるかということが分かります。僕は僕ができる水素エネルギーの取り組みを、これまで以上に頑張ります。1人1人が本気になることが重要です。