2020年11月

「横浜市も陽性者数が過去最大。宿泊療養所も満室へ。自宅療養の備えを。」

横浜市、11月19日発表の陽性者は108人。クラスターが発生している昭和大学藤が丘病院で新たに6人(合計43人)、障害者施設で新たに3人。

前日の18日は114人で過去最大、しかも半分以上の65人は感染経路不明。重症1、中等3、圧倒的多数の110人は軽症・無症状ということで、今の段階では、軽症・無症状の急速な増加が大きな課題となります。

無症状はPCR検査で陽性が出たけども、何にも症状がない(元気)な方です。軽症の方は症状の幅が広いのですが、軽い方は鼻水が出るだけの方から、発熱し、呼吸困難な方までいらっしゃいます。

人工呼吸器などを付けるかつけないかなどが、軽症と中等症の差になります。

現在、コロナは新型インフルエンザ特別措置法により来年の2月まで指定感染症に指定されていて、無症状でも、PCRで陽性が出れば検体採取から10日間の隔離となります。

隔離は原則宿泊療養となっており、横浜市内では県とともに、関内アパホテル、伊勢佐木町ワシントンホテル、旧横浜市民病院が軽症者用の隔離施設になりますが、これが感染拡大によりほぼ満室になりました。

先の議会で僕は子育て世帯の隔離について議論をしましたが、10月の時点では、横浜市内の15歳以下の陽性者のうち9割以上が自宅療養をしていることがわかりました。

15歳以下の子供が検体採取から10日間、アパホテルなどのシングルルームに泊まることは実質的に不可能ですし、親子同伴でも、食事の時以外部屋から出れないということは、正直コロナ軽症よりも健康に悪いです。

無症状(元気)な子供が、シングルルームの部屋の中で10日間もじっとしている訳がありません。

自宅療養をすれば、インフルエンザのように家族内で感染するリスクはとても高まります。現在、家庭内感染が感染源の多くを占めるのはこのためです。

じゃあもっと宿泊療養施設を増やせという議論になりますが、どちらにしろ、子育て世代に宿泊療養は馴染まず、ホテルもGOTOで活気づいてきたので空いていません。

以上を鑑みると、重症化するリスクが高い高齢者や基礎疾患を持っている陽性者以外はインフルエンザ同様、家族感染のリスクはありながらも自宅療養を進めていくことが現実的です。

僕はマンションに住んでいますが、春からマンションのコロナ対策を議論してきました。自宅療養を進めれば、マンション内でクラスターが出るのではないかと心配される声も聞きます。

重要なファクトは、今まで市内5,000人以上の陽性者が出ていますが、マンションクラスターは確認されていません。

インフルエンザも、学校や職場では流行しますが、マンションで流行るというのはあまり聞いたことがありません。管理人さん含め、今までの患者さん、皆さんの大変なご尽力で、防げているのだと思います。

これからの感染拡大を考えると、安心して自宅療養していただくために、マンションの自宅療養マニュアルみたいなものを周知する必要があります。

そして、ぜひ皆さんには今のうちから、もし家族に陽性者が出たらどうするか、仕事、買い物、食事、それらをどうしていくかという想定をしていただきたいと思います。

やっぱり自宅で無理だという方は、原則は宿泊療養ですので、遠くなってしまうかもしれませんが、宿泊療養はもちろん可能です。

軽症者がこれからもどんどん発生していく中で、指定感染症のレギュレーションがあると、中小病院は、クラスター対策も含めてそのためにベッドの隔離や人の手配をしなければならず、経営がかなり厳しくなり、破綻する病院も増えてしまいます。

地域の実情を、国に届けていきます。

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