「年末年始に現場で頑張っていただいた全ての皆さんに感謝。」
長期の休みで人が少なく、発熱対応のヤマだった年末年始が終わりました。
元旦のタウンニュースには、「元旦にコロナと闘う全ての皆様に。」
というタイトルで寄稿させていただきましたが、12月29日から1月3日までの6日間、コロナ対策の現場に出て頂いた全ての皆さんに、改めて感謝申し上げます。
横浜市内の状況からいえば、厳しいながらも、なんとか持ちこたえていただきました。
昭和40年代から各区の休日医療のかなめである休日急患診療所は、初めて大晦日・元旦も診療を頂き、各区の医師会・薬剤師会の皆さんに支えて頂きました。この休日急患診療所をパンクさせないために、一部の医療機関の皆さまには、正月返上で開院いただきました。
都筑区医師会の大山会長ともお話しできましたが、多くの皆さんのご尽力で運営上の様々な課題を乗り越えて、大きなトラブルなく無事終えられたことに大変安堵されていました。
尚、都筑区医師会では、区歯科医師会、薬剤師会のご協力もいただき、5日からドライブスルーPCR検査も始めて頂きます。地域のご理解含め、区民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
また、同じく横浜市医師会、病院協会の先生方には、年末年始Y-CERTに参加いただき、患者の入院調整にもご協力いただきました。
入院調整を行うY-CERTを率いて頂くのは横浜市大の先生方ですが、横浜市の医療人材の高度さを再確認しました。チーム力も大変高いものでした。
入院患者を引き受ける救急隊、また市内病院は、普段もそうですが、24時間365日動いています。市内では年末にクラスターが発生して対応に追われる病院もありましたが、前にクラスターが発生した病院でも、速やかに対策を頂き、コロナ患者受け入れにご協力いただける病院も多数あります。
コロナ禍で、病院で勤務する皆さんに大きなスポットがあたっています。今まで当たり前だと思っていた病院のありがたさを、多くの市民の皆さんが再確認したと思います。
また、Y-CERTだけでなく、市役所内では多くのコロナ対策に従事する職員の皆さんも今年は正月返上で働いていただきました。
特に大晦日に今までで市内最多の280人の陽性者が出たので、濃厚接触者などを電話で追う各区の保健所(福祉保健課)は、大変な状況でした。都筑区だけで見ても、12月29日から1月3日までの6日間で55人の陽性者が出たそうですので、その方々に加え、それぞれの濃厚接触者のフォローで、終電を逃した職員もいるそうです。
今日、早速議会で自民党の団会議がり、その状況を共有して、健康福祉局長に対策を求めました。
各区の福祉保健課がコールセンター状態になっていて、コロナ以外の本来業務に大きな支障がでていますし、コロナの中でも保健所の対応が最も必要な対策に十分力を注ぐことができません。緊急雇用対策としても、委託できるところは委託すべきです。
これだけ陽性者が出たので、ご家族含め陽性者の生活を支える方々も大変な年末年始だったと思います。特に現状は陽性者の食のフォローが手薄で、配送・配達にあたっていただいた皆さんも大きな不安を持ちながらやっていただいています。
デリバリー対応いただく飲食店の皆さんにも感謝です。正直、今の在宅療養システムは、これら業者さんによって支えられています。
緊急事態宣言がどうなるか僕らには分かりませんが、飲食店には再びの大きな打撃になるかもしれません。数が飛躍的に伸びている在宅療養向けのフードデリバリーシステムに地域の飲食店にご協力いただくことで、なんとか耐えて頂く方法をとるべきです。
高齢者施設、障害者施設の皆さんも、普段以上に緊張しながら年末年始を過ごしていただいたことと思います。
最後に、地域の神社を運営していただいている地域の皆さんは、神社運営のプロではないし、宗教は役所も指導できないので、感染対策どうするのか、そもそも開けるのか、大変悩まれ、不安な中で、不特定多数の初詣客を受け入れられました。
今のところ、神社クラスターの報告はありませんが、そこは是非、神様の力で、悩み、支えられている地域の皆さんのご努力を裏切らないようにお願いしたいです。
今年の年末年始、僕にとっては、今まで以上に社会を支えて頂いている皆さんを思う日々でした。改めて、全ての皆さんに感謝と、全ての皆さんのご健康をお祈りします。
僕も議員として、出せる以上の力を今年も振り絞っていきたいと思います。