【くさま】
都筑区においては、27か所の地域防災拠点(学校)で各2000、計54000缶の水缶の備蓄と2か所の配水池。災害地下給水タンク7か所。緊急給水栓14か所の用意があります。
ただし、停電・断水が予想される直下型地震においては、350mlの水缶5万本は20万人の区民を1日もカバーできません。また、地下給水タンクは全ての避難所にありませんし、配水池からの給水は医療機関を優先します。緊急給水栓は水道局の専門職員が開閉するため、交通事情や人員不足などにより、被災地では使用できなかったケースもあります。
行政も、3.11の教訓を基に多くの改善を続けていますが、備蓄にはどうしても限界があります。特にマンション世帯や子育て世帯が多い都筑区では、家庭での備蓄は欠かせません。震災時の水の確保は「自助・共助・公助」が何より重要です。避難所の混乱を防ぐため、小さな子供や弱者を救うためにも、自助努力として、1人1日3リットル分の備蓄をお願いします。